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睡眠障害と精神疾患の関係

睡眠障害

睡眠障害は、多くの精神疾患で認められます。
睡眠障害を改善することは、精神疾患を治す第一歩になります。
うつ病、認知症、統合失調症、発達障害、月経周期・妊娠出産期・更年期、と強く関連します。

1.うつ病と睡眠障害

睡眠障害はほぼ必発の症状で、90%の患者で不眠を認め、10%の患者で過眠を認めます。

2.認知症と睡眠障害

加齢により、夜間睡眠時間が短縮される傾向があります。昼夜逆転、夜中に目覚めてしまい日中にうとうとする、ことが認知症を進行させます。

3.統合失調症と睡眠障害

およそ80%で認められます。重篤な不眠は、初発及び他の症状の再発・再燃の前兆となることも少なくありません。

4.発達障害と睡眠障害

小児では、睡眠障害が高頻度に認められます。不眠、日中の強い眠気、覚醒困難、夜型の睡眠リズムなど、何らかの睡眠障害を抱えている子供は、25%に達します。注意欠陥多動症児の25~55%が何らか睡眠の問題を有していると言われています。

5.月経周期・妊娠出産期・更年期と睡眠障害

女性の月経周期において、性ホルモンの急激な変動が起こります。月経関連の睡眠障害は過眠症が主なものです。妊娠から出産においても、睡眠時間の変調と情緒不安が生じます。閉経前後の更年期は、性ホルモンの低下により不眠を訴える割合が急激に増加します。