トピックス

ホーム > トピックス一覧 > 詳細

トピックス詳細

ブログ

2019.11.13

【ブログ第10回】秋冬の体調不良 風邪について

みなさんこんにちは。朝がおクリニックです。
だいぶ寒くなってきましたね。早いもので朝布団から出たくない気持ちを感じる季節になりました。今回はそんな季節の移りかわりの時期の体調不良について書いていきたいと思います。
 
 秋から冬にかけての季節の変わり目は風邪をひきやすいと言われています。体調不良を起こしやすい原因として①寒暖差が激しく体温調整が難しくなる、②空気が乾燥しやすくなる、の2つが挙げられます。
 
 このシーズンの気温は昼間は暖かく、夕方以降急激に寒くなります。この寒暖差は、体内の自律神経のバランスを狂わせます。また、(今年は特に悪天候が続きましたが)秋になると気圧の変動が激しくなるたことも相まって、体調不良を引き起こすのです。また、気温が低下すると、湿度も低下しやすい傾向にあります。まだ本格的に空気は乾燥していませんが、すでに暖房を使っている方もいるのではないでしょうか。車のエアコンをオートでかけるともう自然と暖房がかかりますね。暖房は空気が乾燥させるので注意が必要です。
 
 空気1m3中に含むことができる最大の水蒸気量(これを飽和水蒸気量と呼びます)は温度によって変化します。温度が高いと多くの水分を含むことができ、温度が低いと少しの水分しか含むことができません。
暖房をつけると、空気の温度が低い状態から高い状態へと変化します。温度が高くなることで、飽和水蒸気量が増加=多くの水分を含める(器が大きくなる)ようになります。しかし温度が高くなっても空気中に含まれる水分量は変わりません。つまり器が大きくなるのに、入っている水の量は変わらず、相対的に器と水分量の差が拡大します。この差が大きければ大きいほど湿度が低下し、すなわち乾燥してるなーと感じるわけです。
 
 空気の乾燥は鼻やのどの粘膜を痛める原因となり、雑菌やウイルスが繁殖しやすくなります。こうしたことから、秋冬に起こりやすい体調不良の症状として「風邪」が挙げられます。風邪をひいてしまうのは、こうしたことで体の中に雑菌が入り増殖することをきっかけに、免疫機能が働くことが原因です。
 
 普段から対策することにより風邪をひきにくくすることは可能です。ご存知の通り、バランスの取れた食事をとること、手洗いうがいは言うまでもなく重要です。日々の習慣として続けられると最高ですね♪また上記のとおり、乾燥すると風邪をひきやすくなりますので、うるおいを保つことが大切です。加湿器や洗濯物を部屋に干したり、マスクをして喉のうるおいを保つなど、湿度を上げる、乾燥させないような対策をしましょう。さらに、可能であれば適度に運動をするとなお良いです。運動している時の身体の熱量は普段の数倍になります。また身体の熱量は筋肉で多く作られるため、筋肉量を増やせば冷えにくい身体をつくることができます。スクワットなど下半身の筋肉を鍛えることがおすすめです!
 
 では風邪かな?と思ったときはどうすればいいでしょうか。
まず一番におすすめなのは、やはり温かい栄養のある食事をとることです。身体を温めると免疫力が高まり、回復を早めます。おかゆなど消化が良いものが良いです。生姜粥、中華粥などアレンジすると飽きないで食べられますよ♪またきちんとした睡眠もとても大切です。副交感神経を優位にし、身体をリラックスモードにすることで身体を休ませることができます。
 
 最後に、風邪をひいてしまった場合のお薬の選び方について簡単に書きたいと思います。風邪の9割以上は風邪ウイルスが原因です。しかし現在のところ風邪ウイルスに直接効くお薬は開発されていません。つまり、風邪薬の目的は風邪を治すことではなく、症状を緩和することです。よって風邪薬を選ぶ際は、症状に合ったお薬をきちんと選ぶことが、非常に重要になります。
 
私が子供の頃は風邪薬といっても、今日ほど症状別に分かれていませんでした。裏に書いてある多くの効能欄をみて、風邪薬ってどんな症状にも効くんだなぁと子供ながらに思った記憶があります。最近の風邪薬は症状別にきちんと分けて作られていますので、お薬を選ぶ際は自分の症状に合ったものを選んでくださいね♪